先生紹介
現在医師の9割が漢方を処方していると言われ、平成13年から漢方医学は医学部の必須科目となりました。 しかし、大学の講義で実用レベルの知識を得ることは難しく、漢方医学の専門知識を得る手段は非常に限定されています。 そのため卒後多くの医師が独学や見よう見まねで漢方を処方している現実があります。
そんななか漢方研は、九大の先生お二人をお招きして、学生のうちからみんなで楽しく漢方を基礎から実用まで学ぶことができます。
貝沼茂三郎 先生
『はじめての漢方診療 十五話』 (総合診療ブックス)を使って、実際の症例に基づいた症例検討を指導してくださいます。
■所属
九州大学 医学研究院 臨床医学部門 / 地域医療教育ユニット 准教授
■専門分野
東洋医学、地域医療
■活動概要
- C型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法と漢方治療の併用による併用療法に関する臨床研究ならびに作用機序の解明
- 漢方学的診断(証)の客観化に関する研究
- 地域医療学に関する研究
島添隆雄 先生
和漢診療のバイブル『傷寒論』をはじめとする漢方医学の古典を解説してくださいます。
■所属
九州大学 薬学研究院 臨床薬学部門 医療薬科学専攻 / 九州大学病院薬剤部兼任講師 准教授
■専門分野
薬理学、医療薬学
■活動概要
- 臨床育薬学分野学府生、学部生の研究指導ならびに教育
- 臨床薬学教育センターの管理・運営
- 臨床薬学科のシステム構築
- 長期実務実習における他機関との連携
- FASEB Journal 等への研究成果の発表
- 福岡県薬剤師会理事
- 福岡市実務実習支援センター副センター長
- 薬と健康についての一般講演